剣山~三嶺縦走 三好市でチャレンジ! バスで行く祖谷トレッキング パート1 

2021.10.20

特集

秘境祖谷の集落からさらに奥深く、三好市の境をかたちづくる剣山系(つるぎさんけい)。西日本第二の高峰剣山から尾根沿いに続く三嶺。三好市の誇る、この二つの山の縦走を含んだ2泊3日、約25Kmのコース。登山口まで公共交通機関を使い、山頂ヒュッテに宿泊しながらのトレッキングを紹介する。

日本百名山の一つ剣山~三峯(みうね)でトレッキング 秘境・祖谷を雄大なパノラマで望む

高くそびえる山々に囲まれた徳島県三好市の祖谷は秘境として有名だが、その人里離れた秘境の山々の自然にもっと浸ってみたいと思う方々も多いだろう。そこでお勧めするのが、自分の足で山々を歩く、トレッキングだ。

祖谷には、距離や登山経験にあわせた様々なトレッキングコースがある。その中でも、雄大な眺めが続く「剣山~三嶺 縦走コース」は、中級~上級の登山者に一番人気のコースだ。

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この3日間の縦走トレッキングは、東祖谷、見ノ越(みのこし)の「剣山登山口」からスタートし、名頃(なごろ)の「三嶺登山口」でゴールとなる。
なお、このルートはどちらの登山口からでも可能。特に「剣山登山口」行のバスは毎日運行ではないため、「三嶺~剣山 縦走」の方がスケジュールを合わせやすいこともある。

※バスのスケジュールは、運行期間、乗り換えなど複雑なため、以下で説明していく。変更することもあるので、行く前に各バス会社に問い合わせなど確認することをお勧めする。

剣山登山口までのバスのアクセス(阿波池田~剣山登山口)

多くの人はJRやバスで阿波池田駅など、池田を経由して三好市に入るだろう。阿波池田バスターミナルからは、東祖谷の「久保」行の四国交通バスに乗車する。阿波池田バスターミナルから1日4本、年中無休で運行している。剣山や三嶺に行くには、さらに「久保」で三好市営バスへ乗り換える。

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以下に阿波池田バスターミナル発、登山口着のバス運行時間をご紹介する。

登山口まで行く場合、阿波池田バスターミナル発 08:15、もしくは11:25のバスに乗車。

JR利用の場合、阿波池田バスターミナルを出たバスが1分後にJR阿波池田駅前のバス停留所を通る。08:16、もしくは11:26発。

JR大歩危駅前からバス乗車の場合は、08:56、もしくは12:02発。

四国交通バスの東祖谷「久保」への到着は、10:06、もしくは13:16。

「久保」で三好市の市営バスに乗り換える。
三好市営バス、「剣山」(剣山登山口・見ノ越)行 10:08、もしくは13:18発。