秘境の山から見下ろす海 徳島県三好市 「国見山・雲海スポット」 パート2 

2021.12.12

特集

壮大な自然の様々な条件が重なって生み出される光景「雲海」。霧が谷に留まり、それが海のようになり、周りの山々がまるで海に浮かぶ島々に見える、希少な自然現象だ。日の出とともに、吉野川を覆いつくす雲海を眺める絶景のスポットを、国見山エリアから2か所紹介する。

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徳島県三好市屈指の雲海スポット国見山 もう一つのポイントへ

国見山登山口から、もう一つの雲海スポットへ向かうため、狭い林道に沿って運転を続けた。

途中には、木々の伐採作業中の区間があり、この作業の終了後には、遮るものがなく様々な場所で雲海を見ることができるかもしれない。

国見山古道 知る人ぞ知る秘境の雲海スポット

この付近の林道はあまり整備されていないが、舗装はされており、「国見山登山口」から約10分で林道と「国見山古道」が交差する、もう一つの展望スポットに着いた。

(アクセスはパート3で紹介する。)

ここには左に「国見山」の茶色の小さな看板があり、大歩危から国見山頂上まで足で登る「国見山古道」を示している。

道路からはすぐに渓谷を見下ろすことはできないため、看板の横、少し高くなっている場所に登る。そこから西と北に向かって峡谷全体を見渡すことができる。

日が昇るにつれて表情を変える、感動的な雲海の全景を眺める

雲海は遠く彼方まで続いている。広い範囲のため、大河の様にも見える。この日、まわりには誰もいなかった。静寂の中で圧巻の自然現象を堪能する。

太陽が昇るほどに、峡谷を挟んで反対側の山腹の集落もくっきりと現れてくる。その集落の人々も何十世代にもわたってこの雄大な雲海を眺めてきたのだろう。

この日、雲海は北へは、約12km離れた三好市の池田町まで広がっていた。

標高1,150mからの雄大な雲海をゆっくりと楽しめるスポット

この「国見山古道・雲海スポット」は標高約1150m、吉野川から1000mも上にある。

この日の雲海は濃く、長時間とどまっていた。

「国見山登山口」からと同じ南向きの景色は、この少し高くなっている岩の上からは見えにくいが、林道を数十メートルほど戻ると、そこで木々の間からもう一度、南向きの壮観な景色を眺めることができる。

12/20公開のパート3では、国見山・雲海スポットへのアクセスを紹介する。

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国見山 三好市公式観光サイト【大歩危祖谷ナビ】
https://miyoshi-tourism.jp/spot/kunimi/

(取材・文・写真: ショーン ラムジー)

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