八木澤慶太さんはラフティング日本代表として4度世界チャンピオンとなり、今なお挑戦を続ける(vol.2)

2021.10.12

三好人

八木澤慶太さんは、徳島県三好市の(一社)地球のテーマパークに所属し、三好市の池田湖を中心とした吉野川おいて、主にウォータースポーツを使ったアクティビティやイベントを通し、池田湖の魅力を地元市民や県内県外多くの人に知ってもらい、楽しんでもらえるよう取り組むとともに、プロのラフティングチーム「チーム・テイケイ」に所属し競技ラフティングを続けている。

 

vol.2では、八木澤慶太さんの競技ラフティングのこれまでを紹介する。

オーストラリア代表として活躍。

リバーガイドとして、オーストラリアで2000年には日本人唯一のトリップリーダーとなり、その後、RnR社のガイド最高位レベル7まで昇格するという活躍をするが、競技ラフティングにも取り組むようになる。そして、永住権取得後にはラフティング世界大会のオーストラリア代表チームに選ばれ4度の国際大会に出場し、2007年のインドでは優勝を、2008年の日本では4位の成績と活躍する。
2007年 India cup(インド)優勝、「ケアンズ&タスマニア混合チーム」。
2007年 世界大会出場(韓国)、「シドニーチーム」。
2008年 World Cup(日本)4位、「長良川WWF」。
2009年 世界大会出場(ボスニア)、「ケアンズチーム」。

究極のチームスポーツの競技ラフティング。

競技ラフティングは、4人、もしくは6人で行う「究極のチームスポーツ」の一つと言えるもので、物理的に無限の動きをするボートを複数人数で操作するというのは難しく、1つのボートに、複数の「脳」が存在する中で各個人が最大パフォーマンスを発揮しつつ、チームとしても最大パフォーマンスを発揮させないと勝利は無いのである。
競技は4つの種目、SPRINT(スプリント)、HEAD TO HEAD(H2H)(ヘッド トゥ ヘッド)、SLALOM (スラローム)、DOWN RIVER(ダウンリバー)があり、各種目での成績(順位)によって、各チームにポイントが振り分けられ、順位を競う。

日本に帰国し日本代表として活躍。計4回、ラフティングの世界チャンピオンに。

2009年、日本で唯一のプロのラフティングチームである「チーム・テイケイ」から誘われ日本に帰国する。1996年に渡豪してから13年ぶりにフィールドを日本に置き、数々の大会に出場する。
帰国後の翌年の2010年、日本代表チームとしてオランダ世界大会に出場し、日本チーム「チームテイケイ」は初優勝を果たす。

2011年、コスタリカでの世界大会においても日本チーム「チームテイケイ」として優勝し、世界大会2連覇を果たす。

2017年10月、日本初開催となった、吉野川上流の大歩危・小歩危地区でのラフティング世界選手権においては、40歳以上の「6人制マスターズ部門」において「R6 Masters」として全種目1位の完全優勝を達成する。

2019年(オーストラリア)には、6人制マスターズ部門において「R6 Masters」として再び世界大会優勝し2連覇を達成する。レースの舞台となったオーストラリアのTULLY(タリー)川は、八木澤さんがラフティングを始めたという思い出深い地であった。スプリント1位、H2H1位、スラローム1位、ダウンリバー2位という成績での総合優勝である。


「各自がチームが優勝するために動いていた。」「チームスポーツは、真面目に真剣に取り組んでいるがために、時にはお互いの考えや感情が衝突し、チームとして上手く機能しない事があるが、優勝を最優先事項として全員が理解し、このようなこと無く達成できた。」と八木澤さんはブログで書かれている。究極のチームスポーツなのである。

プロのラフティングチームへ復帰。

2020年46歳で、以前も所属していた神奈川県の平塚市に本拠地を置く、国内唯一のプロのラフティングチームである「チーム・テイケイ」におよそ9年ぶりに復帰する。20代、30代の強力な選手ばかりの中に混じり、「チーム・テイケイ」として、そして日本男子代表チームとして再び世界一の座に返り咲くことを目標に取り組んでいる。また、マスターズ部門で日本代表チームの「R6 Masters」にも所属している。「チーム・テイケイ」での練習は月1回程度であり、それ以外は拠点としている三好市で練習に励んでいる。
八木澤慶太さんの競技ラフティング人生はまだまだ継続中である。

 

八木澤慶太

Facebook:https://www.facebook.com/keita.yagisawa

一般社団法人地球のテーマパーク

URL:https://www.themepark-earth.com/

ラフティング道(八木澤慶太さんブログ)

URL:https://keitayagisawa.com/

 

(文:白うさぎ)

 

あわせて読みたい

オススメ観光情報ランキング