徳島県三好市の何気ない風景を切り取る「映えないフォトウォーク」開催

2022.03.30

特集

2月26日、徳島県三好市池田町にて「映えないフォトウォーク」が開催された。

関連記事>>「映えない写真」のフォトウォーク!?|Cocoroハピネスさんの投稿

今回のテーマとなった”映えない写真”とは、SNSの投稿に付けられる「いいね」や「Good」が多く付けられる評価の高い写真ではなく、日常にあるそのままの風景を切り取り撮影することだ。

今回の参加者は12人。指導を行う講師は、祖谷大歩危をテーマとした写真集を出版している香川県の写真家、宮脇慎太郎さん(41)と、同じく香川県を拠点に活動しているアーティスト兼プランナー、森岡友樹さん(45)だ。

宮脇慎太郎さん

森岡友樹さん

春の陽気の中、三好市池田町をカメラを構えのんびりと歩いていく。

はじめに、三好市池田町内にあるCOCOROハピネスにて、池田町の歴史や地形の説明を受けた。その後参加者の質問も交えながらフォトウォーク開始だ。天候にも恵まれ春の陽気を感じながら歩くと、梅を見ることができた。駅前通りのアーケードから漏れる陽を利用したり、薄く埃のかかったガラスのフォントがなんとも可愛らしい。参加者は終始カメラを構え、一瞬の日常を切り取っていく。

今回のイベントは13時に開始し、医家神社までの約2時間を練り歩いた。距離や時間もちょうどいい、と言う参加者の声が聞こえた。

三好市はとにかくベンチが多い?!じっくり観察、撮影することで見えてくるもの

講師の森岡友樹さんは「とにかくベンチが多い。徳島は喫茶店などで会話を楽しむ文化がありベンチや公園などで交流するという文化が根付いていることが面白かった。写真を撮ることの意味として古いお店が潰れた時に新しい看板に付け変わる、すると古い看板は2度と見ることが出来なくなることが寂しい。是非とも写真に残して記録することが大事だ。」

 

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イベントにて撮影された写真は「#映えないフォトウォーク」とSNSで検索すると見ることができる。

「#映えないフォトウォーク」で歩く平和な日常

今回主催の森岡仁美さんは「2年前に森岡友樹さんが行った”写真飲み!”に興味が湧き地元である三好市池田町でも開催したいと思い立ち今回のイベントに繋がった。Instagramの普及によりフォトジェニックな場所ばかりが評価され”映える写真”が多くなったが、三好市池田町の街並みを何気ない風景を撮影する目的で「映えないフォトウォーク」というタイトルに決まった。」

映えない?いや、映えてる!?講評会ではそれぞれの三好の日常を切り取った写真を紹介

COCOROハピネスに戻ると講評を開始した。スライドショーで一人4枚の写真を紹介していく。今回多く出たのは「確かにこの場所は気になった」という言葉だ。明るい黄色の壁が目を引く建物や、この文化は確か東北では?といった昔から四国の中心として様々な文化が訪れていた事が伺える。そういった歴史の面から見ても何か面白い予感がする場所だ。

最後の講評では映えた写真ほど「いや、映えてるやないかい!」とツッコミが入るような和気あいあいとした雰囲気の中、参加者からも久しぶりのイベント参加に笑顔が見えた。

四国中央市から参加した杉浦さん(57)は「酒まつりなどのイベントで池田町に訪れた事はった。普段から写真が趣味で歩きながら写真を撮ることに興味があった。実際にカメラを構えて歩くと古いものと新しいものが混じり三好市のこれからの活気を感じた。」

講師の宮脇慎太郎さんは徳島県三好市の祖谷を舞台にした写真集を出版している。「三好市を舞台にした写真集”曙光The light of iya valley”、”霧の子供たち”を出版しているが、池田町の街を改めて写真の眼で歩くことは新鮮な経験だった。カメラを持つと、風景を受動的ではなく能動的に見るようになる。普段見過ごしていたあらゆるものを、どんどん発見していく感覚を他者と共有する。それは世界の発見に満ちている」とのことだ。

何気ない日常にこそひらめきはあるのかもしれない。

宮脇慎太郎Instagram】【Facebook】【URL】

イベント会場となったCOCOROハピネスでは他にもメイクレッスンや手相占いなどを企画し、多くの参加者が訪れている。ぜひともSNSをチェックしてほしい。

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>>みんなのハッピーを作りたい、COCOROハピネスがリニューアルオープン!|COCOROハピネス 国久まき子さん。

Beauty &Cluture COCOROハピネスFacebook
〒778-0004 徳島県三好市池田町シンマチ1510−10

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