とくしま創生アワード2021で徳島県立池田高等学校の生徒がひらめき賞優秀賞を受賞!

2022.01.24

特集

2022年1月18日、『とくしま創生アワード2021』の会場であるPARK WESTON HOTEL & WEDDINGに14組のファイナリストが集まった。最終審査会が行われ、きらめき賞優秀賞に徳島県立池田高等学校2年の観光班3人が選ばれた。

『とくしま創生アワード』とは徳島を元気にする事業プランコンテスト

今回6年目となる「とくしま創生アワード」は徳島県内の大学や企業などが連携し、地域課題の解決や豊かさの創出につながる夢や情熱を持ったプランを募集し、応援する事業プランコンテストだ。【詳細

前回の受賞者、阿波たけのこ農園マネージャー庄野洋平(37)より、
「これからチャレンジする方に向けて、起業となるとハードルが高いと思うかもしれないが、徳島はチャレンジする人に向けて応援してくれる。あれこれ考えることも大事だが、実際に発信すると思いもよらない所から連絡をもらったりする。SNSで気軽に連絡が取れる時代だからこそ、チャンスはあるのでぜひ頑張ってほしい。」とこれから起業する方へ応援のメッセージが送られた。

阿波たけのこ農園【詳細

徳島県三好市の魅力を多くの人に深く伝えたい!今回の事業プランは”総合的な探求の時間”の中で作られた。

2年前の6月からプラン作りを行い、2年に修学旅行プランを作成した。3泊4日の修学旅行客や観光客をターゲットに、三好市の魅力をもっと知ってほしい、より多くの人に深く伝わるように取り組んだ。徳島県の特産品、椎茸をヒントにアクセサリーに出来ないかと「しいたけイヤリング」などの製作体験や、三好市を知るアクティビティに欠かせないスポーツとして、実際にラフティングの世界大会が開催された場所でのラフティング体験、などを盛り込んだプランを提案した。

今回より新設された「ひらめき賞」。優秀賞を受賞した「四国真ん中ガチ秘境物語」とは

地域に密着した体験の提供、SDGsについて考える機会を生み出す、「田舎は退屈」という概念を打ち破る活動的な内容の3つから、これまで徳島県三好市が舞台のプランを30以上生み出してきた。実際には失敗したりしながら、多くの経験から新しい価値を仲間とともに作った。
「四国真ん中ガチ秘境物語」のタイトルの由来は、より秘境感が伝わる分かりやすいキーワードをパズルのように繋げた。そのパズルを嵌めるように作られたプランの数々は実際に自分達が体験して楽しかったという気持ちと、徳島県三好市の魅力を発信したいというやる気から形にしてきた。
ぜひ皆さんにも地域の人の暖かさや他にはないアクティビティの面白さを修学旅行を通じて感じてほしい。

審査員から「とても行ってみたいと感じた。皆さんが修学旅行に行くならどこに行きたいですか?」との質問に「今まで他県に修学旅行に行ったが、地元徳島も負けていない」と樋口さんは力強く語った。

 

受賞者の池田高校観光課の3人に、将来の夢について聞いてみた

メンバーは高校2年観光班の郷田聖奈(17)、上谷渉七(17)、樋口寛大(17)だ。

上谷渉七(17)はアイディアがパズルのように出てくるアイディアマンだ。実際に観光地”祖谷”で生まれ五感で魅力をキャッチしながら育った。祖谷の魅力とは、人と地域との関わりを大事にしていることだそうだ。そんな彼女の将来の夢は「Youtubeを見ていると自分も誰かの生活の一部を幸せにできることがやりたいと考えるようになりました、例えばホテルやイベントの裏方で働く人々などのような誰かの手助けがしたい。」

樋口寛大(17)は今回発表を務め、プレゼン用の動画製作やBGMなどを製作した。「今はまだ方向性は決まっていないが、自分の住む場所をより知りたいという気持ちと世界をみてみたいという興味がある。」

郷田聖奈(17)個性の強い2人をまるで手綱を引っ張るかのようにまとめてくれるリーダー的存在だ。散らばったアイディアを上手くまとめ、きちんと言葉にしてくれる。「今回様々な事に触れることができ観光に興味が湧いた、将来どうなるのか分かりませんが新しいものを作りながら様々な事に目を向けたい。」

3人がInstagramにて発信している「秘境の世界の観光地域づくり」はこちら【Instagram

徳島県立池田高等学校
URL:https://ikeda-hs.tokushima-ec.ed.jp

とくしま創生アワード
URL:https://www.topics.or.jp/list/award

 

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