香りと音楽で非日常へ引き込まれる、山深い廃校カフェに住む男Part1|ハレとケ珈琲 青木陽平さん

2021.10.05

三好人

『ハレとケ珈琲』は徳島県三好市池田町にある廃校を活用したカフェだ。

かずら橋や祖谷へ向かう県道32号線を進み、木製の看板を頼りに進むと、小学校が現れる。ここは昭和4年(1929年)設立の旧出合小学校だった場所だ。人口減少により2013年3月に廃校となり、それから1年経過した2014年に校舎をリノベーションし、『ハレとケ珈琲』(廃校カフェ)をオープンした。

今日はハレとケ珈琲(本店)にて焙煎士の青木陽平さんの動画撮影を見学した。

焙煎士、青木陽平とはコーヒーのスペシャリストだ。

青木さんは『ハレとケ珈琲』で珈琲豆を焙煎している。

青木さんが焙煎するコーヒーは深煎りだ。焙煎士の好みによって深煎り・浅煎りの違いがあるが、独自の焙煎で仕上げる深煎りコーヒーは酸味が少なく、香ばしい香りと奥深いコクと甘みが特徴だ。コーヒーに苦手意識がある人でも、ぜひハレとケ珈琲にチャレンジしてほしい。
青木さんは甘党でもある為ブラックにしなくてはいけないと固まった考えを持ってはいない。だから苦味や酸味などなんでも気軽に相談したほうがいい。

ミュージシャンでもある青木さん。なんでもチャレンジしているからこそ、見える廃校の形

彼が廃校に住み始めて7年が経つ。きっかけはハレとケデザイン舎がこの廃校を拠点にしようとしたタイミングに、青木さんの知り合いがこの場所を彼に紹介したことだ。そもそも青木さんは愛媛県出身だが、東京や大阪に移住して改めて四国が面白いと感じ、自分の理想に近かった徳島県三好市に移住しようと考えていた。

「まさに今の環境が理想の生活なんだよ、これは本当にそう思う。」

大阪に住んでいた頃はタワレコのバイヤーなどを仕事としていた青木さんは、ドラマーでもある。地下スタジオのような閉塞感のあるクローズドな環境ではなく、自然の中で音楽もやりたいと考えていた。ここは廃校だけに大きな面積があり多少の音なら少し離れた近隣の家までは届かない。

田舎の近隣付き合いの大事さ

だが、彼は近隣付き合いをとても大事にしている。
田舎では口コミが全てだ。この場所を大事にしたいからこそ、近隣の人々とも助け合える関係を築く。

「奇抜なことをしすぎたらなかなか受け入れてもらえない。ちゃんと真面目に生きて自分の自己紹介をすることが大事」

これは田舎だからというよりは、都会でも同じではないだろうか。田舎は特に仲間意識が強く、大きなグループとして見守り、助けてくれる。移住を成功させる秘訣はそこかもしれない。

 

パート2、パート3では青木さんがコーヒーにハマった理由や、この場所を運営していく方法などを投稿します。

 

青木陽平さん
Instagram:https://www.instagram.com/yoheyaoky/?hl=ja
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCs8x3L7XOagUzT-C7j9fdWQ

Tokyo Lens
Youtube:https://www.youtube.com/c/TokyoLens

オススメ観光情報

  • ハレとケデザイン舎

    かずら橋などへ続く道の入り口に隠れ家のように佇む廃校からは、美味しいピザの匂いと深いコーヒーの香りが広がっています。
    ※谷のサウナがあるシモノロパーマネントとは別の場所になります。

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  • 祖谷渓・小便小僧

    く切り込んだV字型の渓谷には、エメラルドグリーン色の祖谷川が流れ、上から覗き込めば、目がくらむほどはるか下に見える。秋には谷底から峰まで全山紅葉し、自動車、バスからも眺められる。
    祖谷川沿いの断崖には、祖谷街道の開設工事で残った岩が突き出ており、岩の上には、かつて地元の子供達や旅人が度胸試しをしたという逸話をもとに作られた小便小僧が立っている。

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  • 祖谷のかずら橋(国指定重要有形民俗文化財)

    平家一族の哀話を秘める、秘境“祖谷”にあるかずら橋。シラクチカズラ(重さ約6トン)で作られたもので、長さ45m・幅2m・水面上14m。 昔は深山渓谷地帯の唯一の交通施設であった。3年毎に架替えが行われる。(国指定重要有形民俗文化財)

    ◎かずら橋ライトアップ
     毎日19:00~21:30の間かずら橋をライトアップします(渡橋はできません)。
     闇夜の中に照らされた「かずら橋」が幻想的です。

    ◎平家伝説の残る「琵琶の滝」がすぐそばです。
     祖谷のかずら橋を渡ってすぐに左に50mくらい行くと、落差約50mの滝が現れます。

    ◎川遊び:「琵琶の滝」を更に50mくらい行くと遊歩道があり、そこから川辺に下りて遊べます。

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