羽を休める場所|ゲストハウス『わたりどり』主人 笠松司さん。

2021.03.05

三好人

訪れる方々が、渡り鳥気分で羽を休めて綺麗な水に浮いたり、緑濃い四国の山々を歩き回ったりするベースハウスになればと思います。たどり着いた先で羽を休め、気持ちよく次の地へ旅立てる処として訪れる皆様をお待ちしております。

 

多くの方がSNSで情報を発信し、投稿を見れば何となく人となりが分かる昨今。ゲストハウス『わたりどり』のご主人、笠松司さんの投稿からは自然、家族、アート、音楽、畑、 旅と、朗らかで自由なイメージが伝わっている。 取材当日、三好市池田町白地にある『わたりどり』にお邪魔すると、笠松さんが手作りのカウンターテーブルにアマニ油を塗っている作業中で、その姿はまさにイメージ通り!! そんな第一印象だった。

 

2019年9月、三好市池田町白地でゲストハウス『わたりどり』を開業するまでに三重、高知などでも移住を経験した笠松さん。

知人から空き家があるから宿をやってみないか?と言われ急ピッチで進んだリノベーショ ン作業。看板製作、キッチンテーブル制作、ペンキ塗りなど、仲間の協力、こどもたちの 手も借りながら自らの手でコツコツとゆっくりリノベーションする投稿が見られる。玄関を入ってすぐにみられる看板はグラインダーで木目を出し、はんだごてで焼き付けて作ったオリジナル。何でも手に入る時代に時間をかけ良いもの、自分が気持ちの良いモノを作る姿勢に人柄が見える気がする。テーブルの高さが合わない、扉がうまく閉まらないなど失敗も楽しいと思えてくる。

笠松さんにモノづくりのときのこだわりを聞いてみた。

「作る過程の細かい技術は特に持っていません。作ったモノを置いてみてしっくりくるか、出来上がるまでわかりません。 キッチンの話なんですが、キッチンのカウンターは最初1台の予定だったんです、キッチン側からの料理や僕がコーヒーを淹れる作業としてもう1台必要なのが分かったので、2台目もすぐに取り付けました。 料理をする人と座って楽しんでいる人双方が楽しめるキッチンにしたい、というイメージがありました。長く使えるくらい丈夫なものが作れたらいいのですが、やがて壊れたら、また作れればそれがまた楽しいと思っています」

笠松さんはリバーガイドの経験もあり、川での遊びもお手の物。最近は、息子を背負子に乗せ、家族で近所の山へ登った。数年前まではバックパックを背負い旅をしていたが、今は息子を背負い山に登っている、と楽しげに話す。

 

三好市での暮らしと自然との向き合い方について聞いてみた。

自然豊かな三好市の中での暮らしは、常に楽しみとワクワクを感じられるそう。「鳥の鳴き声と水や風の音がよく通る場所に住んでいたいです。 いろんなエレメントがここを通り、気持ちよく流れたり動いたりする環境を構築していきたいです。 すでにたくさんの贈り物を受け取りながら僕たちは暮らしていると思っているので、 自然というワードは広くてまとめにくいのですが、目の前に広がる自然とこの先に続いていく自然にいつも ワクワクしています。」

 

笠松さんのライフスタイルに欠かせないもののひとつに、コーヒーがある。自ら豆を焙煎し、ハンドドリップで丁寧に淹れてくれた。

う、うまい! またあの穏やかな空間で、笠松さんのコーヒーを頂きたいと思う。自分もすっかり『わたりどり』で羽を休めさせてもらえたようだ。

ゲストハウス『わたりどり』

Webページ:https://casapino999.wixsite.com/wataridori
Insatgram:https://www.instagram.com/guesthouse_wataridori/?hl=ja

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