あなたの「やってみたい」に全力で応えてくれる研修・合宿施設、ウマバ・スクールコテージは徳島県三好市にあります!

2023.03.10

特集

徳島県三好市“天空の学校”ウマバ・スクールコテージとは

「学校に泊まってみたい」と思ったことはありませんか?
家庭科室で調理した料理を食べ、体育館で体を動かし、図書室で本を読み、教室に布団を並べて眠る…が可能な施設が徳島県三好市池田町にあります!!

池田町内でも標高の高い場所に位置するため、季節や気象条件によっては美しい雲海が見られることから“天空の学校”と呼ばれる「ウマバ・スクールコテージ」です。

【第1回ビジネスプラン創出プロジェクト】による「大学生が考えた地域課題解決型ビジネスプラン」で、学生達の「合宿に使う施設が毎年同じなので、違った施設があれば良いのに」という発想から、「廃校を使った合宿施設があれば」「空き家や廃校を使えないか」という提案があり、実証実験や事業化に向けたマーケティングなどを経てプロジェクトが立ち上がりました。

一体どんな施設なのか?
「合宿だけでなく、企業の研修などにも使えますよ!他の施設は細かい値段設定がある所が多いですが、ここは施設利用料(宿泊費込み)に体育館や厨房などの施設の他、設備・備品の使用料が全て含まれているのが特徴です」と担当者さんからお話を伺いました。

山あいの廃校をリノベーションし研修や宿泊可能に 吉野川を見下ろす絶好のロケーション

元々は馬場小学校だったウマバ・スクールコテージは、研修を行う教室には事欠きません。
最大36名まで利用できる研修室もあれば、30畳の和室タイプの研修室もあり、少人数での会議などに向くミーティングルームやシェアワークスペースが設けられています。

食堂やシャワー室も備えられており、宿泊室は2部屋あるので男女別に分けられます。
展望テラスデッキからは吉野川と山々の素晴らしい眺望が広がっており、休憩にもBBQなどにももってこいです。

しかし、ウマバ・スクールコテージの魅力はこれだけではありません!

相談があればほっとかない!にし阿波ならではの交流・体験プログラムを提案

担当者さんは「『やってみたい』を、全部叶えたいんですよ!もちろん、出来る事と出来ない事はあります。ですがこういう形なら出来るよ、の案は出せます」と熱っぽく語ってくれました。

「せっかく来て頂いているのですから、色々案内したいんです。『利用する方々に地域との関わりを持ってもらいたい』との思いと、利用者側の「こんな事をやってみたい」で実現したのが、様々な研修支援プログラムです」

研修や合宿に来ても、ずっと同じ事をしていると集中力も落ちますし、飽きてしまいますよね。
ウマバ・スクールコテージでは、施設を利用された方向けに3つのプログラムテーマ【地域交流・異文化体験】【リフレッシュ・ヘルスアップ】【チームビルディング】を設定し、にし阿波地域ならではの交流・体験プログラムを提供しています。

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マインドフルネスヨガやテントサウナ、祖谷の郷土料理を楽しめる出張料理人サービスも ウマバで心も体も元気に!

コロナ禍で外出自粛や行動制限などがあり、身体を動かす機会が減ってきている中で、体力が落ちているという方も多いのではないでしょうか。
健康に対する意識を高め、健康的な生活を送るための支援としてのヘルスアップと併せて、ウマバ・スクールコテージでは研修や合宿での緊張やストレスをほぐす【リフレッシュ・ヘルスアップ】プログラムがあります。

気候やお天気の良い日にはマインドフルネスヨガを行ってテラスデッキでゆったりと呼吸をしたり、ノルディックウォーキングではウマバから足を伸ばして黒沢湿原や妖怪ロードなど三好市ならではのコースを歩き、テントサウナで汗をかいて心身を「ととのう」の状態に!

それぞれのプログラムはガイドやインストラクターが指導してくれるので、初めてでも安心です。

また、地元の料理人との共同作業で三好市祖谷地方の伝統料理である“そば米雑炊”や“ひらら焼き”、地元で採れたジビエ料理や薬膳料理などヘルシーな料理を作る事もでき、食を通した地域交流も取り入れています。
※出張料理人の都合などにより実施できない場合もあります。

三好という環境を生かして自分を知り、仲間を知り、チーム力アップを図る“チームビルディング”

大学生から「施設全部を使ってサバゲ(サバイバルゲーム)をやったら面白そう」というアイデアが出たそうです。
窓ガラスが割れるなどの恐れがあるので体育館でならと提案、衝立や装備品等を用意し、運営を三好市内のサバゲフィールド運営会社にお願いして実行!


そこから「楽しかった」で終わらせず、振り返りをしてチームビルディングの構築や自分自身の気付きなど、研修にも繋がる流れを作りました。

他にもドッジボール大会やバドミントンなど、天候を気にせずに運動ができるのは体育館ならでは。
無風状態で紙飛行機を飛ばしたい!…なんて事も出来るかも!?

「相談があって初めて生まれるものもあるので、相談があればほっとかないですよ!民間と行政のパイプがあるコーディネーターですから、地域交流の提案も得意です」と話す担当者さんは、どんな相談も“ウェルカム”状態だそうです。

ウマバで新しい働き方を実現 環境配慮型ワーケーションの実験などSDGsへの取り組み

実はウマバ・スクールコテージでは【環境配慮型ワーケーション創出会議】が開催されており、地方で「脱炭素」とテレワークの両立を目指す「環境配慮型ワーケーション」の実証実験が行われています。

施設内に太陽光発電パネルや蓄電池を備え、移動手段は電気自動車(EV)を使用。
EVチャージャーは太陽光発電・蓄電システムと電気自動車との間の双方向での電気のやりとりが可能なので、災害時でも利用できることが期待されます。
大学や大手メーカーなどが加わり、まさに官民一体となって取り組んでいます。

また、脱炭素社会のもと「スマートアグリの実現」も目指す動きがあります。
スマートアグリとは、「ロボット技術やICTを活用して省力化・精密化・高品質生産を実現する新たな農業」です(農林水産省HPより引用)。
にし阿波の傾斜地農耕システムにも取り入れられたり、活用が期待されますね。

ウマバ・スクールコテージを交流拠点に、三好市を元気にしたい

「ウマバ・スクールコテージも地域交流拠点の1つだと思っています。ここに来られる方の中から地域との交流を深め、地域で活躍していただける人が生まれたら嬉しいです。移住もしていいし、受け入れ(運営)そのものがアクティビティになればもっと面白いものが出来るかもしれない。まち(三好市)を元気にしたいんですよ」と熱く語る担当者さんも、実は移住して三好市にお住まいの方。
すっかり三好市ひいては四国の「お接待」のようなおもてなしの心が根付いている様子でした。

研修や合宿、また趣味の集まりなどやワーケーションの施設を探している方、「やってみたい」を叶えたい方は、ぜひお越しください!

【関連記事】
>>廃校のピアノで「思い出コンサート」を開催!|ウマバ・スクールコテージ(旧馬場小学校)

ウマバ・スクールコテージ

〒778-5251 徳島県三好市池田町ウマバ464
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(取材・文 犬山涼)

オススメ観光情報

  • 密厳寺

    空海によって創建された真言宗御室派の寺院。
    空海の爪彫りとの伝承がある不動尊、その前立不動として四国最大級の不動三尊が祀られ、古くから近辺だけでなく遠方からも信仰を受けました。
    約100品種、約700株ある色とりどりの牡丹は4月下旬~5月上旬に見ることができ、境内にある寿山峡展望台からの景色や花手水も楽しめます。
    毎年5月に執り行われる、不動の火渡りとして知られる柴燈護摩供は圧巻です!

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  • シモノロパーマネント

    徳島県と香川県の間に位置する大自然の複合施設です。
    谷のサウナは、日本全国のサウナを紹介する番組でも取り上げられました。
    キャンプ、焚火、宿泊。ここでは『「何もしない」をする』時間が持てます。
    自然教育機関「花咲み」は里山の幼稚園であり、自由な学校であり、アフタースクールでもあります。
    週末集中キャンプも行い、生きる力の育ちをサポート。
    ハレとケ料理教室では、一流店でのパティシエの技を学び、パティスリーディプロムを取得している本格的な講師が指導しています。

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  • 黒沢湿原(県指定天然記念物)

    東・西・北の三方が標高600m余りの山々に囲まれ、南方は緩傾斜して松尾川に向かう湿原の中に26.7haの湿原があり、この湿原の畦畔から山麓にはオオミズゴケ・サギソウ・イシモチソウ・キセルアザミなどの水生植物が繁茂している(県指定天然記念物)。

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