徳島県三好郡市に「四国阿波 八供養菩薩霊場」が開創されました。

2023.01.17

特集

真言宗8つの寺院が集まった「八供養菩薩霊場」は日本で初めての八供養菩薩を巡る霊場です。

以前、「みんなの三好ピックアップ」でも取り上げた『四国阿波 八供養菩薩霊場』が令和5年1月8日に開創(寺院を創設すること)されました!

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弘法大師生誕1250年となる令和5年、新しい霊場が徳島県に誕生します!

誰かのためではなく、世界そのものに安らぎや彩りを与える仏様たちが八供養菩薩です。
あまり馴染みがないかもしれませんが、密教では欠かせない仏様たちなのです。

実は、高野山にある金堂(弘法大師の手により最初期に作られたお堂で、平安時代の半ばから高野山の総本堂として重要な役割を果たしてきました)の壁に、日本画家の木村武山画伯により「八供養菩薩像」が描かれていますので、ご覧になられたことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。

2023年(令和5年)は弘法大師生誕1,250年という記念の年であり、各地で記念事業などが行われる中での八供養菩薩霊場の開創は弘法大師との縁が感じられ、大変意義のあるものでしょう。

忙しい人にもおすすめ 八供養菩薩霊場は四国八十八か所より手軽に、一日で巡ることができます。

八供養菩薩霊場は札所番号が無く、どこから参拝しても問題はありません。
霊場オススメのモデル巡拝ルートもあり、1日で結願できるので思い立った時に行ける気軽さが良いですね。

8ヶ寺を巡りご利益を頂く「四国阿波 八供養菩薩霊場めぐり」バスツアーも開催中

八供養菩薩霊場の開創に合わせて、八供養菩薩霊場めぐりのバスツアーが企画されています。
1人からでも参加できる日帰りのバスツアーで、昼食と専用のバインダー型納経帳がついています。

【詳しくはこちら】
四国阿波 八供養菩薩霊場めぐり(外部リンク)

また、開創日には公認先達の方が案内するオンライン遍路もありました。様々な事情や理由で現地に来られない方も読経や参拝が出来るのはとても便利ですね。

日本で初めての霊場となる八供養菩薩霊場へ、ぜひお参りにお越しください!

 

四国阿波八供養菩薩霊場
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オススメ観光情報

  • 箸蔵寺

    真言宗別格本山で、天長5(828)年に弘法大師が、金比羅神の御神託をうけて七堂伽藍を建て、自ら神像を刻み本尊として開基したといわれ、千年を超える歴史をもつ由緒ある寺である。

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  • 密厳寺

    空海によって創建された真言宗御室派の寺院。
    空海の爪彫りとの伝承がある不動尊、その前立不動として四国最大級の不動三尊が祀られ、古くから近辺だけでなく遠方からも信仰を受けました。
    約100品種、約700株ある色とりどりの牡丹は4月下旬~5月上旬に見ることができ、境内にある寿山峡展望台からの景色や花手水も楽しめます。
    毎年5月に執り行われる、不動の火渡りとして知られる柴燈護摩供は圧巻です!

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  • 地福寺(平家の赤旗)

    地福寺蔵より
    寿永3年(1180)源平合戦で、屋島の戦いに破れた平教盛(のりもり)の次男国盛は、幼帝安徳天皇を奉じ祖谷の地をめざして落ちていった。一行は井内屋の地福寺に泊し、この二流の赤旗を残して、36名の一行は出発したという。祖谷阿佐家にこれと寸分違わぬ二流の赤旗があるが、地福寺のこの軍旗は昭和になって発見されたという。
    隣りに展示された源氏の白旗が南北朝時代のものとすれば、この赤旗もその時代のものという意見も出るが、とにかく源平合戦のものにかわりない。古の争いの象徴である二つの軍旗は今平和の象徴として此所に並んでいる。

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