旅好き必見!ゲストハウス「おさかなくん家」に泊まるべし!|四国ゲストハウス おさかなくん家・西坂洋樹さん①
2021.07.14
アウトドアガイドとゲストハウス経営の二足のわらじ
「物件探しには苦労しました。現在の場所が見つかるまでに10件以上は断られました、、笑」と思い出を語るのは西坂洋樹さん。お客さんとして参加したラフティングツアーをきっかけにラフティングガイドの世界へ。大阪から移住し現在は、アウトドアガイドとして活躍するかたわらゲストハウス「おさかなくん家」を経営している。
地域の方々、さらには自社のラフティングツアーに参加したお客さんも巻き込んで完成したゲストハウス「おさかなくん家」。苦労した物件探しから、室内の改修などお話を伺うと、多くの方の協力で完成したようだ。今回はこだわり改修ポイントを紹介しつつ西坂さんの思いにも触れていく。
ゲストハウス「おさかなくん家」は白と濃い茶色のツートンカラーが印象的なゲストハウス。自身でコツコツと改修し、訪れるお客さんがゆったりと時間を過ごせる癒し空間が広がっている。元々は自動車の整備士だった西坂さん、建築の知識、道具など無かったが自ら設計図を書き、地元の大工さんに手伝ってもらいながら改修を進めていった。
西坂さん:「もし移住先で自宅のリフォームなどを考えているなら、地元の大工さんと仲良くなるのがおすすめです。自分の場合は、材料を安く売ってもらったり、工具を無償で借りたり、建築の知恵を教えてくれた。」と移住の知恵を語ってくれた。
こだわり改修ポイント
~キッチンと天井編~
元々水回りの無かった室内。そのため、近所の水道屋さんと相談しながら給水口と排水口を作るところから始まった。シンクはネットオークションで、IHは最低限の機能が付いたお求めやすいもの、そして、キッチンの外側は改修で余った木材を利用、蛇口は水道屋さんからのいただきもの。シンプルな作りだが、あらゆるところに西坂さんのこだわりが隠されている。
一枚ずつタイルを張った作業台には、金魚のタイルがあしらわれアクセントとなっている。チラっと見えるその姿は、料理のひとときを彩ってくれる。
西坂さん:「かわいいなぁと思って買ったんですけど、、1個1500円するんですよ、、なんでやねん!」と値段へのつっこみ。さすが大阪出身である。キッチンを照らすライトはじゃばら式になっており自由自在に手元を照らすことができる仕様だ。
西坂さん:「これも可愛くて、ええなぁと思って買ったんですよ、4500円しましたけど、、なんでやねん!」とまたしてもつっこみ。さすが大阪出身である。
キッチンの天井には雑貨屋で見つけたライトがやさしい明かりを灯している。ライトのふちに付いたサビがヴィンテージ感を演出する。
西坂さん:「お値段1個3000円、、なんでやねん!」とつっこみ。さすが大阪出身である。
使う人の目線に立ったうれしい機能
キッチン下には調理器具、食器が収納され、扉を開けるとなんとLEDが点灯。使う人が見やすいように細かいこだわりが隠されているのだ。こちらももちろん西坂さんの手作り、ホームセンターで買えるLEDライトとスイッチで制作しており、お手軽な値段で作れるらしい。
西坂さん:「でも、この扉の取手1個1000円するんです、、なんでやねん!」とつっこみ。さすが大阪出身である。
木目を活かした天井にしたい
室内を見上げると天井は「おさかなくん家」のイメージカラーのひとつである濃い茶色となっている。「木目を生かしつつ塗装をしたいという自分の希望を伝えると、知り合いの大工さんが塗装の方法を教えてくれたんです。」と地元大工さんとのエピソードを語ってくれた。お金を使って早く改修するやり方もあるが、お金をかけず自分で改修する選択をした西坂さん。改修作業は大変だったが、地元の人に手伝ってもらうことで、コミュニケーションのきっかけが生まれたと思い出を振り返る。
次回は地域とのつながり編へ
移住当初は独身だった西坂さん、現在は結婚しお子さん2人と愛犬の”くま”と生活を送っている。今年で移住生活11年目、地域に溶け込んでいる西坂さんだが、移住当初2年間はほとんど地域とのつながりは無かった。次回は移住後の地域とのかかわり方や、地域に入るきっかけなどを伺いながら引き続きこだわりの改修ポイントも紹介する。
宿泊料金など詳細情報はWebサイトからご覧になれます。
四国ゲストハウス おさかなくん家
住所:徳島県三好市山城町大月32
電話:0883-86-2086
メール:gyogyo@osakanakunti.com
Webサイト:https://www.osakanakunti.com/
Facebook:https://www.facebook.com/gyosakanakun
Instagram:https://www.instagram.com/osakanakunti/?hl=ja
西坂洋樹さん
Facebook:https://www.facebook.com/hiroki.nishisaka
Instagram:https://www.instagram.com/hirokinishisaka/?hl=ja
あわせて読みたい
-
世界のロープレスキューが三好に集結!「GRIMP JAPAN2023」レポート【part3】
3月17日から19日までの3日間、徳島県三好市でロープレスキューの安全性や迅速性を競う、国内最大規模の競技会『GRIMP JAPAN2023』が開催されました。 国内18チーム、海外6チームの計24
2023.03.27
-
『四国のへそ』と呼ばれる秘境の町「徳島県三好市」で桜が見頃を迎えました。
長く続いた寒い冬も終わり、徳島県三好市にも春がやってきました。 山間の至る所で桜が満開となってきました。 見頃となった三好市の桜をお届けいたします。 【関連記事】 >>【202
2023.03.27
-
世界のロープレスキューが三好に集結!「GRIMP JAPAN2023」レポート【part2】
3月17日から19日までの3日間、徳島県三好市でロープレスキューの安全性や迅速性を競う、国内最大規模の競技会『GRIMP JAPAN2023』が開催されました。 国内18チーム、海外6チームの計24
2023.03.26
-
世界のロープレスキューが三好に集結!「GRIMP JAPAN2023」レポート【part1】
3月17日から19日までの3日間、徳島県三好市でロープレスキューの安全性や迅速性を競う、国内最大規模の競技会『GRIMP JAPAN2023』が開催されました。 国内18チーム、海外6チームの計24
2023.03.25
-
徳島県三好市 大歩危をゆく パート2|渓谷を満喫 食事、アクティビティ、そして妖怪!?
四国を流れる吉野川は、徳島県西部の険しい山々を通り抜け、大歩危峡と呼ばれる雄大な渓谷をつくり出している。 国の天然記念物に指定されている名勝で、美しい景色だけでなく伝説あり、アクティビティありと、訪
2023.03.21
-
徳島県三好市 大歩危をゆく パート1|吉野川の壮大な渓谷
四国を流れる吉野川は徳島県西部の険しい山々を通り抜け、大歩危峡と呼ばれる雄大な渓谷を作り出している。 国の天然記念物に指定されている名勝で、美しい景色だけでなく伝説あり、アクティビティありと、訪れる
2023.03.20