三好市に新しい風を吹かせたい、6周年を前にこれまでを振り返ってもらう【part3】|イタリア料理店イスバ 坂田直己さん
2022.06.25
徳島県三好市 地元で愛され続けるイタリアンを受け継ぎ、更に進化させた坂田さん
徳島県三好市井川町辻に、国道192号線沿いを走っていると目に入るログハウス風のお店カフェレストイスバは、昼はカフェ夜はイタリアンバールと2つの顔を持っています。
店内は昔ながらの喫茶店の雰囲気も残しつつすっきりとしていて、カウンター上にずらりと並ぶグラスがここはバールでもあるよと主張しています。
バールとは、「イタリア・スペインなどの南ヨーロッパで軽食や喫茶店 、酒場 (バー)のこと」を指す言葉です。日本では2005年頃からバールまたはバル形式の飲食店が増えてきましたが、三好市ではまだ珍しいかもしれません。
近く6周年を迎えるという事で、店主の坂田直己さんにお話を伺いました。
【前回の記事はこちら】
イタリア料理店イスバ 坂田直己さん【part1】エコール辻大阪を卒業後、有名イタリアンで修行を積み、ピッツェリアシェフに抜擢されるまで
イタリア料理店イスバ 坂田直己さん【part2】坂田さんに訪れた転機、地元三好市に戻ってから
坂田さんが見つめるイスバのこれからとは?
イタリア料理店にも、リストランテ、トラットリア、オステリア、ピッツェリア、タベルナ、とお店によって呼び名が変わります。フランス料理店がカフェ、ブラッスリー、ビストロ、レストラン、オーベルジュ、グランメゾンとなるのと同じですね。実は筆者も雰囲気で理解した様な気分でいました…勉強になります!
今後、お店をどのようにしていきたいですか?また、チャレンジしたいことは?と尋ねると、「僕としては、もっとマニアックな料理を作ってみたい。店としては敷居を高くせず、ふらりと立ち寄れるお店にしたい、都会みたいな綺麗な料理ではなく骨太な料理を提供したいです」と答えてくれました。
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三好市ならではのイタリア料理店として新しい挑戦をし続けたい 西阿波地域の農場の野菜イベントや三好食フェス構想も
「三好市内は焼肉店や居酒屋が多いので、パスタなどが食べられる店で三好市に新しい風を吹かせたい」と語る坂田さんは新しい挑戦にも意欲的です。
「西阿波地域の農場で野菜のイベント、三好食フェスとかも三好市を盛り上げる為に出来るかな」そんな構想も教えてくれました。是非とも実現に向けて動いてほしいですね!
更に、「今後、新型コロナウィルス感染症の影響をみながらにはなりますが、人材を育成して料理全般のレベルアップと、昼もイタリアンのメニューがしたいです。もっと先の両親が引退した後の話ですが。人材育成は好きかもしれないですね、料理人以外の選択肢があったら料理学校の教師を選んでいたかもしれません。中学校の頃に良い先生に出会ったんです、いかつくて熱い男の先生で、くだらない事でよく怒られました」料理人になりたいという夢を持っている方は、坂田さんの下で修行をすると良いのではないでしょうか!?
毎年開催の周年感謝祭!今年はどんな内容?
イタリアンバール イスバとしてリニューアルオープンした月に、感謝祭を毎年期間限定で開催されています。期間中はお得な特別価格でイスバの料理をたっぷりと味わう事が出来るので、まだ行った事がないという人は要チェック!毎年内容もグレードアップされているそうなので、今年の開催が今からとっても楽しみですね。
カフェレスト イスバ
【facebook】【instagram】
営業時間 8:00~20:00
TEL 0883-78-3090
住所 徳島県三好市井川町辻201-1
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箸蔵寺
真言宗別格本山で、天長5(828)年に弘法大師が、金比羅神の御神託をうけて七堂伽藍を建て、自ら神像を刻み本尊として開基したといわれ、千年を超える歴史をもつ由緒ある寺である。
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今小町
1802年(享和2年)に刻み煙草製造業として創業し、煙草の専売制に伴い酒造業を始めました。
平成6、8、10、12、13年度の全国新酒鑑評会に於いて金賞を受賞。
米の旨味を活かし「飲み飽きない味」を目指したお酒作りに日々取り組んでいます。 -
黒沢湿原(県指定天然記念物)
東・西・北の三方が標高600m余りの山々に囲まれ、南方は緩傾斜して松尾川に向かう湿原の中に26.7haの湿原があり、この湿原の畦畔から山麓にはオオミズゴケ・サギソウ・イシモチソウ・キセルアザミなどの水生植物が繁茂している(県指定天然記念物)。
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