日本三大秘境のまち

２０２１年１１月２７日（土）「大歩危妖怪ロゲイニング」開催

徳島県三好市の「道の駅大歩危」を受付会場として、２０２１年１１月２７日（土）「大歩危妖怪ロゲイニング」が開催される。ロゲイニング（rogaining）とは、地図などを使って、設置されたチェックポイントを制限時間内に回り、得られた点数を競う野外スポーツで、近年スポーツイベントの中でも人気急上昇中だ。

大歩危峡の絶景を味わいつつ、数多くの妖怪や憑き物の伝説が残る妖怪村を巡る

巡るコースは当日で無いとわからないが、世界妖怪協会から怪遺産と認定されている大歩危には、妖怪の姿がいろんな所に現れたり、妖怪が潜んでいると伝わる場所があったりと驚きの場所がたくさんある。また、吉野川の大歩危峡は、迫力ある岩がや独特の地層が見られ、国の天然記念物や名勝にも指定されている魅力的な場所である。大歩危妖怪ロゲイニングを紹介する。

大歩危には、ヤマジチの在所をはじめ、妖怪にまつわる場所が数多くある。こんな所を巡っていくのであろうか、興味津々だ。

１１月下旬の大歩危は紅葉の季節　ウォーキングしながら彩り豊かな渓谷美を堪能できる

この頃は大歩危峡では紅葉がまだ見られるはずだ。山や渓谷、妖怪の里が彩られ美しい風景となる。ここ徳島県三好市山城町はゲゲゲの鬼太郎に登場する児啼爺（こなきじじい）発祥の地とも言われ、藤川谷沿いの妖怪ロードには児啼爺の石像がある。児啼爺が紅葉に囲まれた姿に出会えるかもしれない。

競技スケジュール　地図とコンパスを使って時間内に効率よくポイントを回ろう

１１月２７日の競技スケジュールは、９時受付開始(道の駅)大歩危、９時２０分ブリーフィング、１０時ロゲイニングスタート、１４時ロゲイニング制限時間　炊き出し配布、１５時表彰式、１５時３０分解散、となっている。制限時間内にたくさんのポイントを通過し高得点を得る戦略と耐久力の競技だ。

競技後の炊き出しというのも気になるところだ。

申込み受付中、締切りは１１月１５日（月）　記録を目指すもよし、ファミリーで散策するもよし

申込みは「大歩危妖怪ロゲイニング」の専用ホームページからのインターネット予約か、郵送での予約となっている。ロゲイニング初心者の方も気軽に参加できる２時間コースと経験者も楽しめる４時間コースが設けられている。

それぞれ男子・女子個人の部とチームの部があって、チームの部はさらに男子・女子・男女混合・親子（２時間コースのみ）と分かれている。自分たちにあったカテゴリーで競い合うことができる。

地図を頼りに妖怪の里を、家族や友達、また個人で、戦略を考え巡り競い合うのは、いろんな発見があって楽しい一日になると思われる。紅葉の中の大歩危で、ロゲイニングを楽しんでみよう。

大歩危妖怪ロゲイニングホームページ
https://www.outdoor-sports.info/ooboke-rogaining

（文、写真：白うさぎ）