人生に疲れている人必見!自然の中でリフレッシュすべし!|四国ゲストハウス おさかなくん家・西坂洋樹さん③
2021.07.27
三好市でアウトドアガイドとして活躍する西坂洋樹さん。前回までは移住の話、経営するゲストハウス「おさかなくん家」にまつわる改修の裏話をお送りしてきた。今回は、思い描いている構想について聞いてみたのでぜひ読んでほしい。
第1弾の記事はこちら→おさかなくん家ってなに?
第2弾の記事はこちら→地域との関わり方のコツとは?
川の魅力とは?
大阪で生まれ育った西坂さん。自然に囲まれ、静かで星が見えて空気がきれいで水もきれい大阪には無いものがここにはあった、地元の人にとっては当たり前の風景がすごく新鮮でお気に入りだ。
ずばり、自然や川に触れ合い変化したことはなんですか?
西坂さん:「自分の中の価値観が大きく変わりました。じんわりと変化したというよりはグッ!っと変わった感じです。自然というフィールドの中で多くの人と価値観を共有すると人ってやさしくなっていくんです。自分の場合はツアーに参加してくれたお客さんだけでなく、親や友達、知らない人にまで穏やかに接するようになりました。人にやさしくなれたことが自分の中では一番の変化だと思います。」
自然や川の中で価値観が変わる体験をした西坂さん。多くの人に自然や川と触れ合い楽しんでもらうには、どうすればいいのか日々模索している。もちろん、お世話になった地域の人々にも川を楽しんでもらいたい。昔は水泳の授業を川で行っていたほど身近な存在だったが、時代の流れとともに危険な場所と認識され地元の人はあまり川へ近づかなくなっていった背景がある。そんな川へのイメージを払しょくできないかと考える西坂さん。
楽しさを伝える
地元の人をラフティングツアー誘ってみたこともあるが、川は危ないという認識がありラフティングボートで転覆して流されるなんて!という抵抗感の中、川の楽しさを認識してもらうのは、なかなか難しいと語る。
西坂さん:「川のマップを作って危険な場所を知ったり、リスクを知ったりすることでケガや事故は未然に対処することができる。安全のために自社からライフジャケットを貸し出す仕組みを構築し、着用のレクチャーも行い、近所の子たちや家族、泊りに来たお客さんが気軽に川を楽しめるようになったら川へのイメージも少し変わるのではないか。」と考える。移住11年目、お世話になった地域の方々へラフティングガイドらしい西坂さんなりの恩返しだ。
さぁ!夏が始まる
だんだんと夏の足音が聞こえる今日この頃、日本一の激流吉野川ラフティングを遊びつくした後は「おさかなくん家」でゆったりと時間を過ごそう!お客さんと楽しめる場所が欲しい!という思いから始まった「おさかなくん家」。バーベキュースペースもあるので友達、恋人、家族、おひとりでもぜひ訪れてほしい。居心地が良すぎてもう一泊したくなること間違いなし!
トイレは実際に使い心地を試すべし!
最後にとっておきの改修ポイントである「寝れるトイレ」をご紹介したかったが、実際に訪れ自分の目で確かめるべし!天窓から光を取り込んだ室内は明るく、太陽光に照らされた漆喰の壁がさらに室内を明るくしてくれる。その他にもこだわりのポイントが隠された広々としたトイレで一晩過ごしてみては?
宿泊料金など詳細情報はWebサイトからご覧になれます。
四国ゲストハウス おさかなくん家
住所:徳島県三好市山城町大月32
電話:0883-86-2086
メール:gyogyo@osakanakunti.com
Webサイト:https://www.osakanakunti.com/
Facebook:https://www.facebook.com/gyosakanakun
Instagram:https://www.instagram.com/osakanakunti/?hl=ja
西坂洋樹さん
Facebook:https://www.facebook.com/hiroki.nishisaka
Instagram:https://www.instagram.com/hirokinishisaka/?hl=ja
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