「スポまち!長官表彰2022」受賞式に高井市長が出席しました。

2022.11.19

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四国では唯一の選出!徳島県三好市の『アウトドアスポーツのまちづくり』が評価されました!

スポーツを活用したまちづくりに取り組む自治体のアイデアを表彰する「スポまち!長官表彰2022」が18日に都内で開催され、アウトドアスポーツのまちづくり計画で受賞した徳島県三好市の高井美穂市長がスポーツ庁の室伏広治長官から賞状を受け取った。

表彰対象は全国20の自治体で、四国では唯一の選出。高井市長は「取り組みを認めていただけて、とても嬉しい。受賞により、景観の美しい吉野川の上流でウォータースポーツを楽しめることを、多くの人に知ってもらえるのではないかと期待している」と喜んだ。
表彰は、優良自治体のアイデアを全国に広めることを目的として、スポーツ庁が昨年に開始。室伏長官は「地域の活性化に極めて重要な施策で、政府を挙げて取り組んでいる」と地方創生や地域の健康長寿化につながる価値を協調。認知向上による促進に期待をかけた。

左から室伏広治スポーツ庁長官、元バレーボール日本代表大山佳奈、スポーツジャーナリスト増田明美、荻原健司長野市長

少子高齢化と都市部への人口集中により過疎化が進む地方は、地域と関わる「関係人口」の確保が必要だ。三好市は、2017年にラフティング、18年にウェイクボードの世界選手権を開催し、ウォータースポーツのまちづくりを推進。
今年7月には、池田湖でサップやラフティングなど10種以上のアクティビティを体験できる、へそっこ水あそびパークをオープンし、三好市独自のオウンドメディア「まるごと三好観光ポータルメディア」でのSNS等の広報の効果もあり、ひと夏で1000人以上の来場を記録した。

世界大会の一時的な盛り上げに留まらず、穏やかな水面を確保できる池田湖を新たな観光拠点として継続的に観光消費や交流関係人口の拡大を図るアイデアが評価された。

表彰を受けた高井市長は「へそっこ水あそびパークは、ウォータースポーツが、誰にでもできることを知ってもらえる場で、市民の健康増進にも役立つ。官、民、地域の連係で継続できるように支援し、スポーツを通じて多くの人に三好市に関心を持ってもらいたい。国にも取り組みを認めてもらった。地域のより深い理解にもつなげたい」と、スポーツツーリズムを通じた地域活性の継続に意欲を示した。

 

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