国内屈指の急勾配からスカイレース会場に選ばれた国見山で「大歩危国見山スカイレース2021(第1回)」が開催される。

2021.11.12

スポーツ

 

2021年11月28日(日)「大歩危国見山スカイレース2021(第1回)」開催

徳島県三好市大歩危地域にある「国見山」で、四国初となるスカイランニングレースが2021年11月28日(日)に開催される。スカイライニングとは急峻な山岳を空に向かって駆け登り、速さを競うアウトドアスポーツだ。今回開催される国見山といった徳島県西部の急傾斜地域は古くから「そらの郷」と呼ばれ、四国山地の中でも非常に険しい山岳地帯です。

アウトドアとジオの面白さを合わせた今回のスポーツイベント

今回はこの「国見山古道」をメインルートとして、国見山山頂を周回して戻るスカイレースだ。わずか4.7kmの距離で約1,200mの標高を獲得するという、世界で開催されているスカイレースのコースに匹敵する地形だ。大自然の中を駆け抜ける爽快感、そして山頂からの眺望を楽しむだけでなく、急峻な地形を体感し、この地域特有の特殊な地形を体で学ぶ「ジオ」の要素も合わせたスポーツイベントだ。

国内のスカイレース会場としては3本指に入るほどの急勾配!

国見山は吉野川と祖谷川に挟まれ、三好市の中でも非常に急峻な地形をしている山の一つだ。本レースでは、山麓の大歩危駅(標高200m)から国見山山頂(1,409m)の国見山古道を使用した12.8㎞の周回コースを、制限時間の約4時間以内に完走する事がルールだ。山頂ではほぼ360度の美しいパノラマを一望できる他、コース中には国見山の険しい地形やその上に生息する特徴ある生き物たち、そして自然環境に寄り添いながら暮らしてきた人々の生活文化を随所に感じる事ができる

また、本レースは日本スカイランニング協会公認の「スカイランニング地域シリーズ(四国シリーズ)」と、中四国選手権(スカイ部門)です。

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申込み受付中、締切りは11月15日(月) 

申込みは「大歩危国見山スカイレース2021」の専用ホームページからのインターネット予約か、郵送での予約となっている。参加資格は18歳以上の男女、山での走行経験があり、完走できる自信がある人、定員は約150名だ。

今回中四国選手権として優勝者には翌年のJSAの強化指定選手として選抜&四国シリーズ戦前戦への招待などの得点がつく。さらに上位入賞者には四国スカイランニング協会規定のランキングポイントを付与される。

 

 

いざ、天空をつく山頂を目指せ!

さまざまな経験を持つ参加者が来ると予想される大歩危国見山スカイレース2021だが、締め切りが11月15日と迫っている。この険しいからこそ挑戦したくなるアウトドアスポーツをぜひ体験してほしい。

 

大歩危国見山スカイレース2021 公式サイト

https://www.outdoor-sports.info/kunimiyama-skyrunning

(文:堂野彩加、写真:大歩危国見山スカイレース)

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