ネイチャーの達人


阿部雅代とHESSOKKO KIDS

阿部雅代 PROFILE

渦巻く激流(ホワイトウォーター)を自在にコントロールするRiver Masterと言われる“阿部雅代”という女性が徳島県三好市の世界有数の激流“Yoshi River”にいる。彼女はラフティング世界選手権大会に日本代表選手として11回出場し、総合優勝2回、準優勝4回、3位2回をいう実績を持つ、世界中の川を制覇してきた川とともに生きるネイチャーの達人だ。20歳のときに初めてラフティングツアーに観光客として参加し、その魅力にとりつかれ、“Yoshino River”の住人となった。現在、彼女は選手活動を休止し、多くの人びとに川の素晴らしさを伝える活動をおこなっている。ラフティングの魅力は何ですかと彼女に尋ねると「冒険している感じが好き」とつぶやいた。そして、彼女はカヤックを漕いで湖を朝散歩をして頭を空っぽできる三好市が大好きである。

植本修子

PROFILE

2014年、古民家や廃屋に興味があり、三好市との出会いで東京から徳島に移住し起業。秘境の山の廃校になった小学校を、自身のサテライトオフィスとしてだけではなく、カフェやゲストハウスとしても人気のスポット「ハレとケデザイン舎」にリノベーションした。
2018年よりもう一つ、木造の秘境の廃校で、大自然と解毒、持続がテーマの「シモノロ・パーマネント」をオープンし、お菓子教室や谷のサウナなど自然の中の廃校をクリエイトさせている廃校再生の達人だ。また、同施設内に併設された森のようちえんの事業者と共に「デザイン思考」を軸とした教育部門にも進出している。

彼女が活動していた東京から三好市にはじめて訪れた時に、鳥の声や川の水音が気持ち良くて「ここで暮らそう」と決めました。私が「いいな」という感覚が、きっとほかの人にも伝わるはずと信じられたんです。遠くから来たのに、ほんの少ししか滞在しないのはもったいないと思うんですよ。日帰りだと満天の星空や夜明けの美しさも見ることができないわけですから、という言葉どおり多くの人びとが彼女のもとに訪れている。

牛尾健

PROFILE

子供の頃から自然の中で遊びながら育ち、学生の頃はエコツアーを学びながら当時日本であまりなかった「アウトドアガイドと言う仕事をしたい」という気持ちから徳島県三好市に移住。その後、2010年から四国・剣山の麓「つるぎ町」を拠点に「Trip 四国の川の案内人」を主宰。
カヤック&バックパッキングツアーのアウトフィッター、アウトドア関係のコーディネイトの仕事に従事。時代に合わせながら『アウトドアの本質』を伝えることで、その社会性を提案している。
アウトドアという言葉が多様化する現代、“ルールや作られたコースではない自然”と言う世界にわけ行って入って、そこでの時間を楽しみ、自然の中での自分を感じる事を目的に四国の川を源流から海までガイドしている。