見どころ|マチとジオ ❷(三野町周辺)


ジオサイト 三好市の大地の成り立ちを感じられる場所

太刀野の中央構造線サイト

Scene IV-2

三野町の太刀野の道の駅の橋下には、中央構造線池田断層の露頭が露出しており、県指定の天然記念物です。この対岸の東みよし町加茂の河原からこの太刀野を池田断層が通っており、ちょうど吉野川を南岸から北岸に貫いています。

三野断層サイト

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河内谷付近は、中央構造線活断層系池田断層(西側)から三野断層(東側)に移行する部分です。三野町上野地区での調査から、三野断層が最後に活動(地震を起こした)のは、14~15世紀ごろと考えられています。

芝生衝上断層サイト

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河内谷川付近は、中央構造線池田断層と三野断層が接近するところです。池田断層-三野断層のように、次の断層に移るような部分では、いくつかの分岐する断層を見ることができます。芝生衝上断層はその一つで、浅い角度の断層の上側が断層面に沿ってのりあげていった様子を見ることができます。

太刀野の扇状地サイト

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三野町にはたくさんの扇状地を見ることができます。扇状地は、谷から流れてきた土砂が平地に運ばれ、たまることによって、扇に似た地形になったものです。太刀野には、断層崖のすぐ南側の平地にいくつかの扇状地が作られています。

王地・勢力の扇状地サイト

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王地小学校がある付近は、滝谷川から運ばれてきたレキや砂がたまってできた扇状地です。扇状地の土地はレキや砂からなるため、平地に比べると水はけが良いのが特徴です。そのため、この周辺では水はけの良い地で育てやすい果樹(はっさく・はれひめ)などが栽培されています。

清水の扇状地サイト

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高瀬谷川から流れるレキや砂がたまってできたのが、清水地区の扇状地地形です。高瀬谷川を貫く県道12号線を通ってみると、平野部低地から高瀬谷川に向かうにつれて、上り坂になっていく様子を感じることができ、扇状地地形ならではの様子を体感することができます。

河内谷川の扇状地サイト

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河内谷川にある三野体育館やグラウンドがある場所は、讃岐山脈が運んできたレキや砂がたまってできた扇状地です。このすぐ隣にある河内谷川は、時々、「水無川」となっている光景を見ることができます。これは、上流部で水が地下に浸透して(伏流水になって)しまうのが原因です。

芝生の河成段丘サイト

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三野町にもいくつか、吉野川の侵食と土地の隆起によって作られた河成段丘があります。芝生の河成段丘上では、岩角の釜所から引かれた三村用水が流れており、稲作などの農業がなされています。

カルチュラルサイト 三好市の大地と係わりのある歴史文化が観られる場所

三村用水(岩角の釜所)サイト

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三野町は、讃岐山脈からのレキや砂がたまってできた扇状地や、吉野川の堆積物によって作られた平地があり、水はけが良いのが特徴で、昔から水の確保に悩まされてきました。三村用水は江戸時代から整備され、現在も活用されています。

三野のため池サイト

Scene VI-C-2

水はけの良い地である三野町の平野部にはたくさんのため池があり、三村用水とセットで昔から活用されてきました。ため池は芝生・勢力にたくさん点在しており、現在も農業用水として活用されています。

各サイトの見方

ジオサイト

Scene I
四国山地(北側)の素ができるまで(海底でたまり、地下で圧力を受ける時代)

Scene II
地下から地表に現れる時代

Scene III
讃岐山脈の素ができる時代(海盆の時代)

Scene IV
讃岐山脈が盛り上がり始めた時代

Scene V
吉野川沿いに平野が作られる時代

エコサイト

Scene VI-E
大地と共存しながら生きぬく時代(生態系)

カルチュラルサイト

Scene VI-C
大地と共存しながら生きぬく時代(歴史文化)